いかに速く、効率よく製品を仕上げて送り出すか、OMCは飼料・肥料のプラントエンジニアリングの進化に取り組んできました。大型プラントの開発からコンピューターを利用した自動化・省力化・無人化への取り組みなど、お客様の要望を細部までくみ取り、理想的なプラントを完成させます。
専門スタッフとエンジニアで編成されたプロジェクトチーム──「業務部」「機工部」「システム部」「工場」「各事業所」がそれぞれの得意分野を活かし、多様なニーズに対応。プラントの企画から工場完成までをトータルに統括していきます。OMCの豊富な実績に基づく優れたノウハウは、産業界のあいだでも高い評価を受けています。
優れたスタッフによりプロジェクトチームを編成。
ユーザーの要望を形にしていくための綿密な打ち合わせを行います。
決定された企画に基づき、プラント全体のフローシート(生産の流れ図)をCADシステムを駆使して作成していきます。
企画プロジェクトチームがユーザーを交えて、フローシートの細部検討を行い、最終フローシートを完成させます。
プラントに使われる個々の部品や設備機器は、ISO9001に従い厳重に検査を行います。
綿密に検討された企画、フローシート、試作に基づき、機能的な建屋を設計し、施工に移します。
安全で働きやすい作業環境と、衛生的で効率的な工場環境のための内部仕上が行われます。
工事を管理する心臓部。OMCのエレクトロニクス技術やシステム開発力を活かし、省力化、無人化、トラブル対策などを行います。
完成後の工場に、ISDNを利用したリモートメンテナンスを設置することで、万一の故障に備えた予防保全や状況監視を行うシステムを導入。 故障が生じた場合でも原因究明と復旧を迅速に行うことができ、メンテナンス対応の時間ロスも少なく、長年稼働する大型工場に不可欠のシステムです。
飼料プラントのFA(Factory Automation)システムは現在、製造工程の自動化のみならず、OA(Office Automation)分野との情報通信をはじめ、工場での入出荷管理から製品出荷まで全てをコンピューターで管理し、事務処理、品質管理、監視制御に至る生産効率の向上を可能にするトータルシステムが求められています。
OMCが独自に開発した「FOTCS」は、飼料プラントのFAシステムの確立を目指して開発されました。配合飼料工場の部門別業務管理と製造工程の制御管理をコンピューターネットワークにより統合し、工場管理の合理化と生産効率の向上を同時に実現するFAトータルシステムです。
FOTCSは新設工場だけでなく、既存工場のFA化にも対応可能。先進のソフト技術とハード技術の融合が、理想的な工場管理システムを可能にします。